2025年11月7日、日本の政治史に残るかもしれない、ある「事件」が起きた。高市早苗総理が、衆議院予算委員会の答弁準備のため、午前3時に総理公邸に出勤したというニュースである。
この一報が流れるや否や、一部のメディアや野党、そしてネット上の一部の批判勢力は、待ってましたとばかりに一斉に高市総理への攻撃を開始した。「時代錯誤のモーレツ主義」「ワークライフバランスを破壊している」「周りの職員がかわいそうだ」。 耳障りの良い言葉を並べ立て、あたかも高市総理一人が悪者であるかのような印象操作が繰り広げられた。
しかし、その数時間後、この騒動の構図を180度ひっくり返す、驚愕の事実が明らかにされる。仕掛け人は、高市総理の盟友であり、その政治姿勢を誰よりも深く理解する一人の女性議員、松島みどり衆議院議員だった。
松島氏が自身のX(旧Twitter)に投稿した一つのポスト。それは、今回の「午前3時出勤」が、高市総理の個人的な資質の問題などではなく、立憲民主党をはじめとする野党の、あまりにも卑劣で悪質な国会戦術によって引き起こされた「人災」であったことを、動かぬ証拠と共に告発するものだった。
高市総理は、悪くなかった。それどころか、彼女こそが、この国会の悪しき慣習と野党の嫌がらせの最大の被害者だったのである。
本稿では、この「午前3時出勤事件」の全貌を、松島みどり議員の告発を軸に徹底的に深掘りする。なぜ高市総理は未明に出勤せざるを得なかったのか。野党、特に立憲民主党は、水面下でどのような画策を行っていたのか。そして、この事件を通じて浮き彫りになった、日本の国会とオールドメディアが抱える深刻な病巣とは何か。圧倒的ボリュームで、その不都合な真実を明らかにしていく。
第一章:午前3時の狂騒曲 ― メディアと野党が仕掛けた「高市叩き」
Contents
11月7日の早朝、各メディアは「異例」「前代未聞」といった扇情的な見出しで、高市総理の午前3時出勤を報じた。 就任以来、「働いて、働いて、働き抜く」と公言してきた高市総理の姿勢と結びつけ、まるで好き好んで深夜労働を推奨しているかのような論調の記事が溢れかえった。
#### 批判の急先鋒、立憲民主党
この流れに真っ先に飛びついたのが、立憲民主党だった。黒岩宇洋議員は衆議院予算委員会で、この件を取り上げ、「総理が3時からならば職員は1時半、2時から待機しなければならない」「多くの人に影響を与える」と、さも高市総理の個人的な行動が原因であるかのように批判を展開した。
彼らの主張はこうだ。
「総理一人のせいで、多くの秘書官や官僚、警護官、運転手までもが深夜労働を強いられている。これは働き方改革に逆行する行為であり、リーダーとして失格だ」
この批判は、一見すると正論のように聞こえる。しかし、その裏には、自分たちの行いを棚に上げた、巧妙なブーメランが隠されていた。彼らこそが、この異常事態を作り出した張本人だったのである。
#### オールドメディアの合唱と世論誘導
朝日新聞や毎日新聞といったオールドメディアも、この「高市叩き」に足並みを揃えた。 記事では「異例の午前3時」という事実だけが強調され、なぜそのような事態に至ったのかという最も重要な背景については、ほとんど触れられることはなかった。
SNSでも、この報道に煽られた一部のアンチや事情を知らない人々から、「付き合わされる周りがかわいそう」「ブラック企業ならぬブラック官邸だ」といった批判の声が上がった。
高市総理は、一夜にして「部下を顧みないモーレツ上司」という不名誉なレッテルを貼られてしまったのだ。
しかし、彼らが熱狂的に高市総理を叩けば叩くほど、その裏でほくそ笑んでいた者たちがいた。そして、その欺瞞に満ちた構図に、敢然と立ち向かったのが松島みどり議員だった。
第二章:一通のポストが空気を変えた ― 松島みどり議員、怒りの告発
高市総理への批判が最高潮に達しようとしていた11月8日、松島みどり議員は自身のXアカウントに、一連の長文ポストを投下した。その内容は、これまでの報道や野党の主張を根底から覆す、衝撃的なものだった。
松島議員は、総裁選の時から一貫して高市氏を応援し、その人柄と政策への深い理解を持つ人物として知られている。 彼女は、盟友である高市総理が不当な批判に晒されている状況に、黙っていることはできなかった。
#### 「原因は野党の質問通告の遅れ」― 明かされた衝撃の事実
松島議員のポストの核心は、以下の部分に集約される。
「仕事大好き人間の高市総理だって午前3時に出勤なんてしたいわけありません。衆議院ではどの委員会でも質問通告は2日前の正午までに出すルールがあるにもかかわらず、野党(この日は立憲民主党のみ6人が質問)の通告が、前日の午後6時以降になる議員がいるなど遅かったり、何より、すべての質問を『総理大臣に』と答弁者を指定し、予算委員長もそれに従って当てていることが主な原因と考えます。」
「また、私の経験からの一般論ですが、通告がたとえば『総理の外交姿勢を問う』とか『外国人政策について』、『クマ対策について』といった漠然とした内容の場合、どの官庁のどの局が答弁を書くか、その割り振りをしたあと、実際の質問が何になるかわからないので、あらゆる質問に備えて数多くの項目について答弁を書く。若手が書いて、順次決裁し、最後に局長や長官の決裁に行き着きます。そこで答弁書が完成するのが、午前3時になってしまうのです。」
要約すると、こうだ。
- ルール違反の常態化:国会には「質問通告は委員会の2日前の正午まで」という与野党間の申し合わせルールが存在する。
- 立憲民主党の遅延行為:しかし、11月7日の予算委員会では、質問者であった立憲民主党の議員たちがこのルールを守らず、前日の夕方以降という大幅に遅れた時間に通告を出してきた。
- 「総理への全集中」という嫌がらせ:さらに、本来であれば各担当大臣が答弁すべき内容まで含め、全ての質問の答弁者を「総理大臣」に指名するという異常な戦術を取った。
- 官僚の徹夜作業:質問内容が漠然としている上、通告が遅れたため、官僚たちはあらゆる可能性を想定した膨大な答弁資料を徹夜で作成せざるを得なくなった。
- 午前3時の答弁書完成:その結果、全ての答弁書が完成したのが、午前3時頃だった。
高市総理は、官僚を無理やり呼びつけたのではない。官僚たちが野党のせいで徹夜で作成した答弁書が、ようやく完成したのが午前3時だったのだ。 そして、仕事熱心な総理は、その完成を待ち、そこから自ら読み込み、推敲を始めるために、公邸に出向いた。これが「午前3時出勤」の偽らざる真相だったのである。
#### 「あなたは守ってあげなければ」― 松島議員の悲痛な叫び
松島議員は、さらに高市総理の置かれた過酷な状況と、自身の心痛を吐露している。
「私は同日夜、総理の日程管理に深くかかわる人物に電話をかけました。『7時間に及ぶ、テレビ入り、初めての予算委員会の朝に、新たな会議まで入れなくても。朝3時出勤といっても、女性は起きてから家を出るまでに時間がかかるものなのよ』と、苦情を言い、さらに…『いつもこんな電話で申し訳ないけど、あなたが守ってあげなければ。総理が倒れたらどうするの』と付け加えたのです。」
この言葉からは、ただの同僚議員という関係を超えた、人間・高市早苗への深い憂慮と愛情が伝わってくる。そして、この理不尽な状況を作り出している国会の悪習と野党の姿勢に対する、強い憤りが見て取れる。
第三章:諸悪の根源か?形骸化した「質問通告2日前ルール」の実態
今回の事件の根源には、国会に古くから存在する「質問通告ルール」の形骸化という深刻な問題がある。
#### なぜ「2日前ルール」は存在するのか
「質問通告」とは、国会で質問を行う議員が、事前に政府側(各省庁の官僚)に対して質問の要旨を伝える慣習のことだ。 これにより、政府は正確な事実確認やデータ収集を行い、質の高い答弁を準備することができる。建設的で中身の濃い議論を行うためには、不可欠なプロセスである。
そして、与野党は1999年に「質問は委員会の2日前の正午までに行う」というルールを申し合わせている。 官僚が答弁を作成し、大臣や総理がそれを確認・修正するための最低限の時間を確保するための、いわば「紳士協定」だ。
#### 守られない約束 ― ルール破りの常習犯は?
しかし、この「紳士協定」は、長年にわたって一部の野党によって踏みにじられてきた。一部の調査によれば、この「2日前ルール」が完全に守られることは稀であるという。
そして、かねてより国会運営において質問通告の遅延が問題視されており、特に立憲民主党などの野党議員による遅延が官僚の長時間労働の一因となっていると指摘されてきた。 彼らは、このルール破りの常習犯なのである。
彼らの言い分はこうだ。「与党側が委員会の開催日程を決めるのが遅いから、準備が間に合わない」。 しかし、日程が決まってからでも、彼らの通告は意図的とも思えるほど遅い。その目的は、次の章で詳述する。
#### 官僚たちの悲鳴 ― 「霞が関のブラック労働」
このルール破りの最大の被害者は、日本の行政を支える官僚たちだ。
- 深夜までの待機:いつ来るかわからない質問通告を、全省庁の担当者が深夜まで待ち続ける。
- 徹夜での答弁作成:通告が来たのが深夜。そこから朝までに、膨大な資料を元に答弁書を作成する。
- 曖昧な質問による負担増:松島議員も指摘するように、質問が「外交について」などと漠然としていると、あらゆるパターンを想定した答弁を用意せねばならず、作業量は爆発的に増加する。
- 精神と肉体の疲弊:このような非人道的な労働環境が、官僚の心身を蝕み、多くの優秀な人材が霞が関を去っていく原因となっている。
働き方改革を声高に叫ぶ政党が、その裏で官僚たちに超長時間労働を強いている。これほど悪質な欺瞞があるだろうか。
第四章:立憲民主党の”卑劣な”国会戦術 ― 「嫌がらせ」と「いじめ」の実態
なぜ立憲民主党は、これほどまでに執拗に質問通告を遅らせるのか。それは単なる怠慢ではない。明確な意図を持った「国会戦術」なのである。
#### ① 政府を疲弊させ、答弁ミスを誘う
通告をギリギリまで遅らせることで、官僚や大臣の準備時間を物理的に奪う。睡眠不足で疲弊した状態に追い込み、答弁のミスや失言を誘発する。政策論争で正々堂々と戦うのではなく、相手の疲労に乗じて失点を狙う、極めて陰湿なやり方だ。
#### ② 全ての質問を総理にぶつける「首相いじめ」
今回、立憲民主党が取ったもう一つの戦術が、「全ての質問の答弁者を総理に指名する」というものだ。
通常、国会の質問は、その内容に応じて各省庁の担当大臣が答弁する。しかし、野党は意図的に全ての質問を「総理、総理」と連呼し、総理一人に答弁を集中させる。これにより、総理一人に膨大な準備の負担を押し付け、肉体的にも精神的にも追い詰める。
これはもはや、政策に関する質疑ではない。一人の人間を寄ってたかって攻撃する「いじめ」そのものである。
#### ③ マッチポンプ式の世論操作
そして、最も悪質なのが「マッチポンプ」戦術だ。
- 自ら火を点ける:質問通告を遅らせ、総理に全質問を集中させ、政府・官僚を徹夜作業に追い込む。
- 火事だと騒ぐ:その結果、総理が早朝出勤せざるを得なくなると、「働き方改革に逆行する!」と批判する。
- メディアと結託する:メディアは、野党が火を点けたという原因を隠蔽し、「総理のせいで官僚が疲弊している」という部分だけを切り取って報道する。
自ら問題を作り出し、その問題を理由に相手を攻撃する。この自作自演の構図に、多くの国民は気づき始めている。
第五章:高市総理、国会での反論と明かされた「もう一つの真実」
野党やメディアからの批判に対し、高市総理は国会の場で冷静に、そして毅然と反論した。
#### 「レクは受けていない。自分で推敲していた」
黒岩議員からの「官僚にレクをさせたのか」という質問に対し、高市総理は明確に否定した。
「私はレクチャーは受けていません。答弁書を自分で読んで、ペンで書き加えたりしています」
メディアが報じた「勉強会」という言葉のイメージとは裏腹に、高市総理は誰かに教えを請うていたのではない。官僚が作成した答弁書の原案を、総理自身の言葉で、より国民に伝わるように、一字一句に至るまで自ら推敲していたのだ。 過去に総務大臣などを務めた際も、官僚が作った答弁書を棒読みするのではなく、自らの言葉で語るスタイルを貫いてきた彼女らしいエピソードである。
#### 旧式のFAX、官邸への移動
さらに、なぜ公邸へ移動する必要があったのかについても、具体的な理由を説明した。
「(答弁書が完成せず)宿舎には旧型ファックスしかなかったので、やむを得ず早めに公邸に行った」
議員宿舎のFAXは10枚程度で紙詰まりを起こす旧式のものであり、数百ページに及ぶこともある答弁書を受け取ることは物理的に不可能だった。 そのため、答弁書が完成するタイミングで、それを受け取り、すぐに作業に取り掛かれる公邸へ移動するしかなかったのである。
決してパフォーマンスではない。国会審議に万全の体制で臨むための、責任感の表れだった。そして、その行動の裏には、野党のルール違反という明確な原因があったのだ。
第六章:世論の逆転 ―「#高市さん頑張れ」SNSが暴いた真実
松島議員の告発と、高市総理自身の誠実な答弁によって、空気は一変した。当初、高市総理を批判していた人々も、事件の本当の構図を知るにつれ、その矛先を野党とメディアへと向け始めたのだ。
X(旧Twitter)では、「#高市さん頑張れ」「#立憲はルールを守れ」「#偏向報道」といったハッシュタグがトレンド入りし、国民の怒りと応援の声が爆発した。
#### 国民からの声、声、声
「高市さんは被害者なのに、まるで加害者のように叩かれているのはおかしい。諸悪の根源はルールを破っている立憲民主党だ!」「本当に総理のお身体が心配です。松島先生、近くで支えてあげてください」「メディアはなぜ野党の質問通告遅延を報じないのか?意図的に国民を騙そうとしているとしか思えない」「そもそも質問期限が2日前なのに提出しないなんて、一般の会社であれば信頼関係を破壊するとんでもないことですよ?」「どこまでいっても立憲ってゴミみたいな議員しかいないですよね。本当に苛立ちが収まりません」
これらの声は、もはや一部の保守層だけのものではない。党派を超えて、多くの良識ある国民が、今回の野党とメディアのやり方に強い嫌悪感と不信感を抱いたことの証左である。
片山さつき大臣が予算委員会で高市総理に肉まんを差し入れようとした気遣いや、多くの国民が栄養補助食品を送ろうかと心配する声など、高市総理の健康を気遣う動きも広がった。
結論:本当に改革すべきは何か ― この国から「いじめの政治」をなくすために
高市早苗総理の「午前3時出勤事件」。それは、一人の政治家の働き方の問題ではなく、日本政治が抱える構造的な病理を白日の下に晒した、象徴的な出来事だった。
この事件が我々に突きつけた課題は、大きく分けて三つある。
- 野党の劣化と国会戦術の破綻:政策論争を放棄し、相手の失点を誘うための嫌がらせや人格攻撃に終始する野党の姿は、あまりにも見るに堪えない。質問通告の遅延は、単なるルール違反ではなく、国会審議そのものの価値を貶め、官僚機構を疲弊させ、ひいては国益を損なう行為である。罰則規定の導入など、ルールの厳格化は待ったなしの課題だ。
- オールドメディアの死:原因を報じずに結果だけを切り取り、特定の政治家を貶めるための印象操作を行う。今回の一件で、多くの国民は主要メディアの報道姿勢に強い不信感を抱いた。彼らが自浄能力を発揮できないのであれば、国民はSNSという新たなメディアを通じて真実を共有し、彼らに「NO」を突きつけ続けるだろう。
- 求められる真のリーダー像:理不尽な攻撃に晒されながらも、感情的になることなく、ただひたすらに国民と国家のために職務を全うしようとする高市総理の姿。多くの国民は、その誠実さと強さに、今、リーダーとして最も必要な資質を見出した。
松島みどり議員の勇気ある告発は、この腐敗した構図に風穴を開けた。彼女のような、真実を語ることを恐れない政治家、そして高市総理のように、悪習に屈せず改革を断行しようとする政治家こそ、我々が支え、守り、育てていかなければならない。
もう、うんざりだ。国民不在の足の引っ張り合いや、いじめのような政治は。高市総理、松島議員、そして志を同じくするすべての政治家たちに、心からのエールを送りたい。あなた方の戦いは、決して孤独ではない。多くの国民が、真実を見抜き、その背中を力強く押していることを忘れないでほしい。


コメント